キーイベント数1.32倍&主要KWの上位表示率53.8%→81.4%に向上!圏外KW 614→0へ大幅改善|シャッターメンテナンス様 SEO改善事例

シャッターメンテナンス様のSEO対策・CV改善コンサルティングを弊社で担当いたしました。
地域ページの多くがインデックス未登録で検索流入が伸び悩む中、地域ページのリニューアル・新規地域ページ追加・内部リンク構造の最適化を実施。
その結果、2025年6月のキーイベント数は、2025年1月比で約1.32倍(358→473)に増加。
セッション数も前年同月比1.35倍(14,988→20,175)を記録し、CV・検索順位ともに大幅に改善しました。
また、「地域名×シャッター修理」のKW群では、上位表示率53.8%から81.4%へ向上し、圏外KW614を0へ改善。
地域SEOに特化したサイト構造の最適化と基本ページの整備によって、ローカル検索での集客力を劇的に向上させた事例として、課題の整理から施策設計、結果までの流れを詳しくご紹介します。
※2024年12月にキーイベント計測設定を見直したことで、2025年1月以降から正確なCVデータの取得が可能になりました。
なお、弊社が施策を開始した2024年8月以降、検索順位は右肩上がりで推移していたため、仮に2024年8月時点の数値と比較できていれば、キーイベント数・CVRは1.32倍以上に向上していたと推定されます。
クライアント概要
クライアント様:シャッターメンテナンス様 https://shutters.space/
業界:建築・修繕(シャッターの修理)
事業形態:関東圏を中心に、全国対応可能な修繕・保守サービスを提供
主要サービス:シャッター修理/自動ドアトラブル対応
課題:以下の理由で流入とキーイベントの取りこぼしがある状況
・各地域ページの類似度が高く、地域ページの一部がインデックス未登録
・地域ページの数に競合差分がある状況
成果
支援前の状況
SEO流入の主軸となるべき「地域名×シャッター修理」の一部地域ページがGoogleにインデックスされておらず、検索結果に表示されない状態が続いていました。
また、競合他社と比較しても地域ごとのページ構成やサービス紹介ページ数が不足しており、集客の受け皿となるコンテンツが不十分でした。
具体的には、以下ページが未整備で、新規作成の余地が大きく残されていました。
・エリアページ(競合よりも少ない状況)
・ご依頼の流れ
・会社概要
・よくある質問
・監修者情報
こうした情報の不足により、ユーザー視点でも検索エンジン視点でも「信頼性・網羅性・専門性」の面で評価を得にくい構造となっていたため、改善が必要でした。
解決すべき課題
地域ページの構成・品質に関する課題
SEO流入の主軸となるべき「地域名×シャッター修理」の一部地域ページがGoogleにインデックスされておらず、検索結果に表示されない状態が続いていました。
これにより、該当地域からの自然検索流入がほとんど得られず、集客面で大きな機会損失が生じていました。
また、地域ページはテンプレートをベースに作成されていたため、各ページの内容に差異が少なく、検索エンジンからオリジナルコンテンツとして評価されにくい構成となっていました。
内部リンク構造の不足
都道府県ページと市区町村ページの間に内部リンクが設定されておらず、関連性のあるページ同士が連携していない状態でした。
その結果、ユーザーの回遊性が低く、検索エンジンのクロール効率や評価にも悪影響が生じていました。
基本ページの未整備
競合他社と比較し、地域ページやその他ユーザーニーズの高いページが不足しており、集客の受け皿となるコンテンツが十分に整っていない状態でした。
特に、「ご依頼の流れ」「会社概要」「よくある質問」「監修者情報」といった、ユーザーに安心感を与える基本的なページが未整備で、信頼性・網羅性・専門性の観点からも検索エンジンおよびユーザーから高評価を得にくい構造となっていました。
実施した施策
地域ページのリニューアル
既存の地域ページについては、構成や文章を個別に見直し、施工事例、対応エリアの特徴、料金案内、お客様の声などを追加・修正しました。
地域ごとの検索ニーズやユーザーの関心に沿ったコンテンツに刷新することで、検索エンジンからオリジナルコンテンツとして評価されやすい状態へと改善しました。
地域ページの新規作成
これまで未対応だった字ページを新規追加しました。
それぞれの地域特性やニーズに基づいた構成を取り入れることで、今後の検索流入増加を見据えた集客基盤を整備し、地域キーワードの網羅性を強化しました。
内部リンク構造の最適化
都道府県ページと市区町村、字ページの間に相互リンクを設け、構造的な関連性を強化しました。
加えて、ユーザーおよび検索エンジンによる回遊改善を目的に、共通パーツに地域一覧ページへの導線を設置し、全体として評価されやすい構造へと再設計しました。
基本ページの新規作成
「ご依頼の流れ」「会社概要」「よくある質問」「監修者情報」など、ユーザーの不安や疑問を解消する基本ページを新規に制作しました。
これにより、サイト全体の信頼性が向上し、E-E-A-T(専門性・経験・権威性・信頼性)の観点からも検索エンジンに評価されやすい状態を実現しました。
支援の成果
キーイベント数の増加
2025年1月時点で358キーイベントだったキーイベント数は、2025年6月には473まで増加しました(約1.32倍)。
※2024年12月にキーイベント計測設定を見直したため、比較基準は2025年1月としています。
なお、キーイベントは「電話タップ」「問い合わせ完了」「LINE遷移」の3種類。
セッション数の大幅な増加
2024年7月時点では月間14,988だったセッション数が、2025年6月には20,175まで増加しました。
前年同月と比較して約1.35倍の伸びを記録しており、地域ページの施策の効果がアクセスへ反映されました。
検索順位の改善
1〜4位にランクインしているキーワード数は、2024年9月時点では1,277KW → 2025年7月には1,947KWへと増加しました(約1.52倍)。
※2024年9月と2025年7月は、計測ツール変更に伴い、それぞれ計測対象キーワード数は2,375KW → 2,391KWとわずかに異なるものの、9割以上は同一キーワードで構成されており、対象KWの増加による影響は限定的です。
上位表示キーワード数の純増により、検索順位そのものが着実に改善されていることが確認できます。
インデックス状況の最適化
施策実施前は、一部の地域ページがGoogleにインデックスされておらず、検索結果に表示されない状態が続いていました。
主な原因は、地域ページのコンテンツが類似しており、関連性の高いページとの内部リンクが繋がっておらず、Googleから適切な評価を得られていない状況でした。

そこで、各地域ページごとに構成を見直し、施工事例・料金案内・エリア特性などをユニークに追加。
加えて、都道府県ページ、市区町村、字ページ間との内部リンクも整備し、検索エンジンにページを正しく認識される構造へ改善しました。
その結果、2025年7月時点では当初存在していた圏外KW614 → 0。
インデックス登録数が改善され、より細かな市区町村名を含むロングテールキーワードでの上位表示が見られるようになりました。
これにより、これまで圏外だったキーワードでも検索結果にランクインし始めており、地域ページ全体の評価向上とともに、セッション数・キーイベント数の増加につながっています。
シャッターメンテナンス様のご紹介
シャッターメンテナンス様は、シャッターや自動ドアの故障・老朽化に対する修理・点検を専門とする保守事業者です。
法人・個人を問わず、住宅・ビル・店舗など幅広い施設に対応しており、「最短即日対応」「安心の自社施工」「365日対応」の体制により、全国どこでも迅速かつ高品質なサービスを提供されています。
最後に
弊社Mayuiは、ローカルSEOに特化したコンサルティングサービスを通じて、建築・保守業界をはじめとした地域密着型ビジネスの支援実績を多数有しています。
「地域別のサービス紹介ページが検索に出てこない」「CVが伸び悩んでいる」といったお悩みに対し、サイト構造の設計からコンテンツ改善、導線の最適化まで一貫したご支援が可能です。
ご相談は無料ですので、まずはお気軽に弊社のSEO無料相談をお試しください。