2サイト統合フルリニューアルで自然検索流入6.3倍・セッション数4.0倍|池袋 眼科・松原クリニック様-SEOコンサル&フルリニューアル事例

松原クリニック様

池袋 眼科・松原クリニック様の2サイト統合フルリニューアルおよびSEOコンサルティングを弊社で担当いたしました。
2つのドメインにコンテンツが分散していた状態から、戦略設計・情報設計・SEO実装・公開後のチューニングまでを一貫して支援した、ドメイン統合フルリニューアルプロジェクトです。
自然検索からの流入は約6.3倍、サイト全体のセッション数は約4.0倍と大きく伸長し、広告依存から脱却したサステナブルな集客基盤への転換を実現しました。 課題から施策の詳細、成果まで詳しくご紹介いたします。

目次

クライアント概要

池袋 眼科・松原クリニック様は、池袋駅から徒歩圏内にある眼科クリニックです。

院長 松原正裕先生のもと、白内障手術や緑内障SLT、飛蚊症レーザー治療、ICL、オルソケラトロジーなど、眼科のなかでも専門性の高い手術・特殊治療を数多く手がけられています。

長年にわたり多焦点眼内レンズによる白内障手術や結膜母斑レーザー治療など、最新かつ高度な医療を地域の患者様に届け続けており、医療技術力と専門性において業界内でも高い評価を得ているクリニックです。

成果

サイトリニューアル前後を、同じ条件で比較できるよう 「リニューアル前の10ヶ月(2023年4月〜2024年1月)」と「リニューアル後の10ヶ月(2025年4月〜2026年1月)」 で見比べたところ、以下のとおり大きく数字が伸びる結果となりました。

・自然検索からの流入数:約6.3倍(10,424 → 65,306セッション)
・サイト全体のセッション数:約4.0倍(19,858 → 79,152)
・ユーザー数:約4.0倍(15,474 → 62,583)
・ページビュー数:約2.8倍(42,660 → 119,388)
・エンゲージメント率:
43.9% → 53.2%(+9.3ポイント)

※計測不備によりサイトリニューアル後、2024/02-2024/08の間、計測が出来ない期間がありました。

特に、サイト全体の流入のうち自然検索(Google検索など)の比率が52.5%から82.5%まで上昇し、広告に頼らずとも患者様に見つけてもらえる、サステナブルな集客基盤へと転換しました。

支援前の状況

松原クリニック様は、もともと 「mieru-mieru.com」と「matubaracl.com」という2つの公式サイトを並行して運用されていました。同じクリニックでありながら、一方には診療メニュー、もう一方には症例や医師紹介、というかたちでコンテンツが両サイトに散らばっており、患者様が情報を集める際にも、Google検索からの評価という観点でも、力が分散してしまっている状態でした。

また、サイトデザインも長く更新されておらず、強みである「技術力・専門性・清潔感」がWebサイト上で十分に伝わっていない、という課題感もお持ちでした。

検索広告に依存して新規患者様を集める状態が続いており、「広告費を抑えながら、検索からの来院を増やしていきたい」というご相談をいただいたことから、本プロジェクトがスタートしました。

解決すべき課題

1. 2サイト並行運用による検索評価の分散

同じブランド・同じ診療内容にもかかわらず、2つのドメインで類似のコンテンツが並んでいたため、検索エンジンからの評価がそれぞれのサイトに分かれてしまっていました。
その結果、どちらのサイトも検索順位が伸びきらず、「共倒れ」のような状態になっていました。

患者様の側から見ても、検索結果から片方のサイトに辿り着いたあと、もう一方のサイトにある情報には到達しづらく、せっかくの強みが伝わりきらない構造になっていました。

2. 病気・症状ごとの情報がまとまっていない

「飛蚊症」「白内障」「緑内障」「結膜母斑」など、患者様が検索する際の入り口となる病気・症状ごとのページが、サイト内のあちこちに散らばっており、患者様にとっても、検索エンジンにとっても「このサイトは何が強みなのか」が伝わりづらい状態でした。

ICLやオルソケラトロジーなどの自由診療メニューも、別ドメインや別サブドメインに分かれて存在しており、「専門的な治療を探している患者様」が必要な情報にスムーズにたどり着けない構造になっていました。

3. 強み(技術力・専門性・清潔感)がデザインで伝わっていない

最新の手術機器・先進的な眼内レンズの取り扱い、症例数の豊富さなど、松原クリニック様が持つ強みは非常に大きいものの、サイトデザインが古く、ファーストビューや写真の見せ方によって「技術力のある専門クリニック」というイメージが伝わっていない状態でした。

「眼科で手術を受ける」「自由診療を検討する」という意思決定は、患者様にとって非常に重い判断になります。
だからこそ、サイトに訪れた瞬間に 「ここなら任せられそうだ」と感じていただける見せ方が必要でした。

実施した施策

1. 2つのサイトを1つに統合する戦略設計

最初に行ったのは、「どちらのサイトに集約するか」を決めるための戦略設計です。両サイトの検索流入数・被リンクの集まり具合・指名検索ボリューム・ドメインの強さを比較分析し、より検索エンジンから評価されている mieru-mieru.com を統合先として選定しました。

そのうえで、もう一方のサイトに蓄積されていた検索エンジンからの評価を「失わずに引き継ぐ」ための引っ越し計画を、URL単位で1ページずつ細かく設計しました。

2. 病気・症状を軸にした情報設計への再構築

患者様がGoogle検索で松原クリニック様にたどり着く入り口は、病名・症状ワード(例:「飛蚊症 治療」「結膜母斑 レーザー」「白内障 池袋」など) が中心です。

https://www.mieru-mieru.com/treatment/cataracts

そこで、新サイトでは 「診療メニュー」をひとつの軸に据え、病気・症状ページを統一されたデザインで整理
「自分の症状はどれに当てはまるのか」「どんな治療が受けられるのか」「費用はどれくらいか」「どんな先生・設備で治療してもらえるのか」が、ひと続きの流れで把握できる構造に再設計しました。

ICL・オルソケラトロジーなどの自由診療メニューも、同じ流れの中でわかりやすく案内できるように整理し、患者様が1〜2クリックで自分の知りたい情報にたどり着ける動線を整えました。

3. 「技術力・専門性・清潔感」が伝わるサイトデザイン

https://www.mieru-mieru.com

サイト全体のコンセプトを 「強みである技術力・専門性と清潔感・信頼感が伝わるサイトデザイン」 と定義し直し、競合・ベンチマーク13サイトの調査を踏まえて、配色・フォント・写真の使い方を再設計しました。

・配色:青と白を基調に、ピンク・オレンジをアクセントとして使用し、清潔感と親しみやすさの両立
・フォント:信頼感のあるゴシック・丸ゴシックを採用
・写真:最新の検査機器・眼内レンズ、医師の表情がしっかり伝わる写真をファーストビューに配置し、「技術力のある専門クリニック」であることをひと目で訴求

ファーストビューから診療メニューへの導線、料金や初診案内へのアクセスなど、「今すぐ知りたい情報」へのショートカットもTOPに集約し、迷わず行動できる体験へと刷新しました。

4. SEOの土台となる内部設計の整備

リニューアルにあたり、見た目だけでなく検索エンジンに正しく評価されるための内部設計も同時に整えました。

・旧2サイトの全URLを精査し、引っ越し先の新URLへ正しく評価が引き継がれる仕組み(301リダイレクト)を整備
・パンくずリストやFAQの構造化データ実装で、検索結果での見え方を強化
・画像の圧縮・タグの整備によるページ表示速度の改善
・全ページのタイトル・説明文の最適化

これにより、「2サイトをひとつに統合する」という難易度の高いリニューアルでありながら、検索評価を毀損せずに移行することができました。

5. 公開後の継続チューニング

サイトリニューアル直後は、URL構造の変更により一時的に検索流入が下がるフェーズが発生します。
本プロジェクトでも公開直後に流入が下落しましたが、原因を一つひとつ可視化したうえで修正対応を高速で繰り返し、約8ヶ月で過去最高水準を超える流入数まで回復させました。

その後も右肩上がりに成長を続け、リニューアル前の約4倍となる現在の水準にまで到達しています。

支援の成果

リニューアル前後を同じ10ヶ月で比較した結果、サイト全体・自然検索の双方で大きな伸びが見られました。

指標リニューアル前(2023/04〜2024/01)リニューアル後(2025/04〜2026/01)伸び
自然検索からのセッション数10,42465,306約6.3倍
サイト全体のセッション数19,85879,152約4.0倍
ユーザー数15,47462,583約4.0倍
ページビュー数42,660119,388約2.8倍
エンゲージメント率43.9%53.2%+9.3pt
平均セッション継続時間約2分01秒約2分13秒+約10%

特に大きな成果は、 「広告に頼っていた集客」から「検索から自然に見つけてもらえる集客」へと体質転換できたことです。

リニューアル前は、サイト流入のうち広告経由(リスティング広告)が約25%、自然検索が約53%という構成でしたが、リニューアル後は自然検索が82.5%まで拡大し、広告依存度は約5%まで低下
広告予算を抑えながらも、患者様からの問い合わせ・予約につながる流入を大きく伸ばすことができました。

また、これまで検索流入が取れていなかった「病気・症状ワード」でも上位表示される状態となり、「自分の症状について調べていた患者様」が、そのまま松原クリニック様の専門治療を知り、来院検討に至るという理想的な流れができあがっています。

池袋 眼科・松原クリニック様のご紹介

池袋 眼科・松原クリニック様は、池袋駅から徒歩圏内に位置する眼科クリニックです。院長 松原正裕先生を中心に、白内障手術・緑内障SLT・飛蚊症レーザー治療・ICL・オルソケラトロジーといった、専門性の高い手術・特殊治療に数多くの実績をお持ちです。

特に多焦点眼内レンズによる白内障手術や、結膜母斑レーザー治療をはじめとする先進的な治療メニューを地域の患者様に提供されており、「池袋エリアで眼科手術・自由診療を検討する際の選択肢」として、長年高い評価を得ているクリニックです。

池袋 眼科・松原クリニック様はこちら

最後に

複数のWebサイトを1つに統合するフルリニューアルは、SEOやサイト運用の観点でもっとも難易度の高い施策のひとつです。やり方を誤れば、それまで積み上げてきた検索評価を一気に失う危険もあります。

一方で、戦略・情報設計・SEO実装・公開後の運用までを一貫して設計できれば、本事例のように 自然検索流入を6倍以上まで伸ばす ことも十分に可能です。

Mayuiでは、サイト全体の戦略設計から、要件定義・情報設計・デザイン・実装・公開後のSEOチューニングまでをワンストップでお引き受けしています。 「複数サイトの統合」「クリニック・医療系のフルリニューアル」「広告依存からの脱却」といったテーマでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事の監修者

人物

株式会社Mayui 代表取締役
鈴木 淑雅

    

株式会社Mayui代表取締役 鈴木 淑雅

SEO歴は専門で10年、WEB歴は13年のSEOコンサルタント、WEBマーケター。大手広告代理店で年間のSEO予算1億以上の大型案件のプロジェクトマネージャー、SEOコンサルタントを担当。10社以上のSEOベンダーと協業した経験がありSEO業界を熟知。

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